「美容オイル」ってどんなオイル?
乳液やクリームなどの基礎化粧品やヘアケア製品にはもちろん、メイクアップ製品にも配合されているオイル成分。化粧品に配合するオイルには、肌や髪を油分でしっとりとなめらかに保ち、うるおいを守りながら外的刺激から保護する役割がありますが、「オイル美容」という言葉が浸透したように、オイル単体もしくはオイル成分をメインとした美容オイルも、美容好きには欠かせない定番のスキンケアアイテムとなりました。
そんな美容オイルに使われているオイル成分には、ミネラルオイルと呼ばれる「石油由来」のオイルと、植物から抽出した「植物由来」のオイルの2種類があります。
まずは、ミネラルオイルと植物オイルの違いからご紹介します。
ミネラルオイルと植物オイルの違い
・ミネラルオイル
鉱物油とも呼ばれ、石油から様々な精製過程を経て不純物を取り除いて作られるオイル成分です。肌の保護力が高く、シンプルな成分なので刺激性が低いのが特徴です。
・植物オイル
植物から採れるオイル成分には、肌に油分を与えて保護するだけでなく、その植物が生み出した豊富な栄養分によるプラスαの美容効果が期待できます。人の皮脂の構造に近い成分のオイルが多いのも特徴です。
美容におすすめ!注目しておきたい植物オイル
バオバブオイル
成分名:バオバブ種子油
数か月間雨が降らなくても枯れない、生命の木と言われるバオバブから抽出したオイルは、オイルでありながら水と馴染みやすく、水を抱え込んで離さないという性質があります。「魔法のオイル」とも呼ばれ、高い保湿力やアンチエイジング効果を持つ美容成分も豊富に含まれています。
ざくろオイル
成分名:ザクロ種子油
美肌ホルモンと呼ばれるエストロゲンに似た植物性成分「エストロン」を含み、肌を内側からふっくらとさせる効果が期待できます。また、不飽和脂肪酸である「プニカ酸」を豊富に含むほか、アントシアニンやエラグ酸などのポリフェノール、ビタミンやミネラルの含有バランスにも優れ、まさにアンチエイジングに効果的なオイルと言えます。
ホホバオイル
成分名:ホホバ種子油
ホホバオイルの主成分はワックスエステル。このワックスエステルは乾燥から守って水分を逃がさないようにする性質を持ち、人の皮脂膜にも含まれている成分です。また、熱にも強く、酸化しにくいのも特徴。抗酸化力も高く、アンチエイジングにも優れています。
アーモンドオイル
成分名:アーモンド種子油
皮膚の脂質と構造が近く、肌表面に保護膜を作って肌をしっかり保護します。アーモンドオイルに多く含まれる不飽和脂肪酸は肌のうるおいが逃げるのを防ぎ、美容に嬉しい「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEも豊富です。敏感肌の方にも心地良く使えるオイルです。
セサミオイル
成分名:ゴマ油
化粧品で使われるセサミオイルオイルは、料理で使われる焙煎された香ばしい香りの「胡麻油」ではなく焙煎されていない無色無臭のオイルです。天然の抗酸化作用があり、高いデトックス効果でターンオーバーを促す効果もあると言われています。セサミオイルは浸透力にも優れているので、肌や髪にツヤとハリも与えてくれます。
マカダミアナッツオイル
成分名:マカデミア種子油/マカデミアナッツ油
アボカドオイル
成分名:アボカド油
ピーナッツオイル
成分名:ピーナッツ油
美容に嬉しいビタミンEが豊富で、特に乾燥肌対策に効果的だと言われています。
ピーナッツオイルに含まれる「レスベラトロール」は、実際に基礎化粧品にも使われている美容には欠かせない成分です。ヘアオイルとしても優秀なオイルで、枝毛などのダメージを予防します。
アルガンオイル
成分名:アルガニアスピノサ核油
植物オイルの力を肌で感じて
ネイチャーズウェイの商品に使用しているオイル成分は、美容オイルだけでなく乳液やボディクリーム、ヘアオイル、メイクアップアイテムなどのすべての商品が植物から抽出した植物オイルを使用しています。是非、オイル成分にも注目して商品をチェックして見てみてくださいね!
植物の力には、計り知れない魅力がまだまだたくさんあります。
植物の恵みに感謝しながら、今よりもっと綺麗を目指しましょう!
ネイチャーズウェイ
コンテンツ担当
さくらい
ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム
おおえ
自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。