美容液とは?必要性や正しい使い方、こだわり別の選び方などを徹底解説!

他のスキンケアと比較すると、少し値段が高いことも多い美容液。
「美容液って本当に必要なの?」
「美容液はいつから使い始めた方がいいの?」
「美容液は毎日使っても大丈夫?」
など、美容液の使い方に疑問を持つ方もいます。今回は、そんな美容液の使い方を解決しながら、肌悩みやこだわり別におすすめの美容液をご紹介していきます。
このコラムを参考に、皆さんの肌悩みに合わせた美容液を選んでみてくださいね。

TOPICS

美容液とは?必要性や使い始めるタイミングは?

美容液は、あらゆる肌悩みごとに直接アプローチできるアイテム。いつものスキンケアでは物足りないとき、より肌悩みを防ぎたいときに使用する基礎化粧品です。

美容液はプラスαのスキンケアアイテムのため、「本当に必要なの!?」と感じる方もいるかもしれません。
美容液が必要かどうかは人によって異なりますが、肌悩みが気になり始め、いつものスキンケアでは物足りないと感じる場合は、美容液を取り入れてみるのがおすすめです。

一般的には20代後半頃が「肌の曲がり角」といわれていて、肌にハリや弾力を与えるコラーゲンを生み出す力が弱まったり、ターンオーバーが乱れやすくなったりします。美容液はそんな肌悩みを予防し、健やかな肌を保つサポートをするために使用するものなので、肌が乾燥しやすくなったと感じたときや、「乾燥による小ジワ」「くすみ」「ごわつき」などの肌悩みが気になり始めた場合は、迷わず美容液を使用するようにしましょう。

美容液と他の基礎化粧品との違い

化粧水と乳液・クリームのシンプルな2ステップでも、基本的な保湿ケアは完了します。
しかし、化粧水が「水分を与える」、乳液・クリームが「肌を保護する」役割を持つのに対し、美容液は「肌の乾燥」だけでなく、「ハリ・弾力」「美白」「くすみ」「たるみ」などの特定の肌悩みを防ぐために集中的にケアをする役割をもっています。そのため、気になる肌悩みがある方や、肌悩みを未然に防ぎたい方は、美容液をプラスするのがおすすめです。

美容液だけを使えば良いというわけではなく、化粧水や乳液・クリームなどの基本的なスキンケアステップの中に組み込んで使用することで、最大限の効果を発揮してくれます。
美容液には様々な種類があるので、そのときの自分の肌悩みに合わせて選びましょう。

美容液の主なタイプは?

美容液は主に10種類。まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。

1.保湿美容液
化粧水や乳液・クリームだけでは足りないうるおいをプラスする美容液。
2.美白美容液(薬用)
メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぎ、透明感*のある肌に導く美容液。
3.エイジングケア**美容液
ハリ・ツヤ不足やたるみ、シワなどが気になる肌にアプローチする美容液。
4.角質ケア美容液
古い角質を取り除く又は角質を柔らかくして新陳代謝(ターンオーバー)をサポートする美容液。
5.ニキビケア美容液(薬用)
ニキビケアに適した有効成分を配合した、ニキビ・肌荒れを防ぐ美容液。
6.ブースター美容液
化粧水の前に使用することで、化粧水やその後に使用するスキンケア成分を角質層の隅々まで届きやすくする美容液。
7.オイル美容液
美容成分を配合した、オイルが主成分の美容液。
8.日中用美容液
外出時、日差しや乾燥などによる外的刺激から肌を守る美容液。
9.夜用美容液
夜寝る前に使用することで寝てる間に肌にアプローチする美容液。
10.目元用美容液
デリケートな目周り専用の美容液。

* うるおいでキメが整った状態
** 年齢に応じたお手入れ

美容液の正しい使い方

美容液を使う順番

スキンケアの基本としては、「クレンジング・洗顔→化粧水→美容液→乳液・クリーム」の順に使用します。
保湿アイテムの順番で言うと、テクスチャーが「サラサラしているもの」から使い始め、「とろみのあるもの」「こっくりしたもの」を後半に使うことで、肌へのなじみが良くなり、より効率よく肌にアプローチできます。

ただし、スキンケアの浸透*をよくする目的で使う「導入美容液」の場合は、「洗顔後すぐ、化粧水の前」に使います。
スキンケアはアイテムにより使用順が異なる場合もあるので、それぞれの使い方をしっかり確認するようにしましょう。

* 角質層まで

美容液のつけ方は?

美容液は、基本的には化粧水や乳液と同様のつけ方です。適量を手にとり、両手のひらに軽くのばしたら、ハンドプレスするようにやさしく顔全体になじませていきます。乾燥が気になるところや集中的にケアしたいところは、重ねて塗るのもおすすめです。

美容液を使う頻度はどれくらい?

効率的に肌にアプローチするためにも、美容液は毎日継続して使うのがおすすめです。
「美容液を毎日使うと肌が慣れてしまうのでは?」と疑問を持つ方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。肌悩みをしっかり防ぐためにも、毎日朝晩使用しましょう。

《こだわり別》美容液の選び方とおすすめアイテム

ここからは、肌悩み別をメインに、使用部分別・用途別にも美容液の選び方とそれぞれおすすめのアイテムをご紹介します。

1:肌悩み別の選び方とおすすめアイテム

・うるおい不足、乾燥小ジワが気になる方

通常のスキンケアではうるおいが足りず、乾燥小じわが気になる方には、みずみずしいテクスチャーで、しっかりうるおいをプラスできるような保湿美容液を選びましょう。

おすすめアイテム

チャントアチャーム モイストチャージエッセンス

うるおいをたっぷりチャージする保湿美容液。
植物の力で乾燥によるエイジングサイン*にアプローチし、キメ・ハリが整い、ふっくら弾むような"キメ密肌"に。使うたびに、乾燥による小ジワも目立たなくします**。

「初めて美容液をケアに取り入れてみたい」という方や、早い内から年齢に応じたエイジングケアを始めたいという方にもおすすめのアイテムです。

* ハリ不足
** 効能評価試験済

・美白*ケアをしたい方

透明感**のある肌を目指したい方は、有効成分を含む薬用の美白美容液を選びましょう。日差しをたくさん浴びる夏の時期だけでなく、一年を通して使用するのがおすすめです。

* メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ
** うるおいでキメが整った状態

おすすめアイテム

バイオラブ 薬用 セラム ブランシサン

バイオラブは、エステサロンで使用されているスキンケアをご自宅でもご使用いただけるスキンケアブランドです。「セラム ブランシサン」は、ビタミンC誘導体*とバイオラブ独自の処方でシミ生成ルートに段階的にアプローチする美白**美容液。
年齢とともに複雑化するシミリスクから肌を守ります。

* L-アスコルビン酸 2-グルコシド(有効成分)
** メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ

・リフトケア*をしたい方

リフトケア*が気になる方は、ピンと弾むようなハリを与えられるようなエイジングケア**美容液を。保湿力が高く、うるおいもしっかりプラスできるものを選びましょう。

* フェイスラインに沿って下から上へ引き上げるようにのばすケア
** 年齢に応じたお手入れ

おすすめアイテム

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バイオラブ セラム メルヴェイユ

ハリのある上向き印象の肌に導くリフトケア*美容液。長年の植物研究より生まれたバイオラブ独自の美容成分を配合し、エイジングサイン**が気になる肌に、ハリ・ツヤを与えながら、すっきりと肌を引き締めます。日差しによる乾燥など、外的ダメージが気になる肌の保湿にもおすすめです。

* フェイスラインに沿って下から上へ引き上げるようにのばすケア
** ハリ・ツヤ不足

50mL ¥19,800(税込)
・くすみ*や肌のごわつきが気になる方

肌のくすみ*やごわつきが気になる方は、角質ケア美容液を使用し、古い角質を柔らかくして肌を整えましょう。スクラブやゴマージュなどで物理的に角質を取り除くケアもありますが、肌の乾燥も気になる場合は、うるおいを与えつつ角質をやさしく除去できるようなアイテムを選ぶのがおすすめです。

* 乾燥による

おすすめアイテム

チャントアチャーム ピールケアオイルa

"角質ケア"と"保湿ケア"を同時に叶える角質ケア美容液。オイルとエッセンスの2層タイプで、乾燥することなくゴワついた肌を柔らかくし、肌表面をなめらかに整えます。
化粧水のあと、乳液・クリームの前の使用がおすすめです。朝晩お使いいただけます。

・肌荒れや、敏感肌・ゆらぎ肌でお悩みの方

肌荒れが気になるときや、敏感肌で肌がゆらぎやすい方には、バリア機能をサポートするセラミド配合の美容液を使用しましょう。
セラミドは肌自らがうるおいを保つために元々備わっている成分で、セラミドが失われると乾燥や肌荒れを引き起こしてしまうため、スキンケアで補うことが大切です。

おすすめアイテム

チャントアチャーム イチジク*セラミド**美容液

肌のバリア機能をサポートする「セラミド」を肌に与える美容液。
イチジク*とセラミド**の力で肌のうるおいを長時間キープ。ゆらぎにくい、健やかな肌を保ちます。
化粧水のあと、乳液・クリームの前にプラスして使ってみてください。

* イチジク果実エキス(保湿)
** コメヌカスフィンゴ糖脂質、セラミドNP、セラミドAP(保湿・整肌)

2:使用部分別の選び方とおすすめアイテム

・口元

口元などの気になる部分には、エイジングケア*成分が配合された美容液やクリームを使用するのがおすすめです。部分用のアイテムもありますが、全顔用のアイテムでも、気になる部分に重ね付けしたり、念入りに塗り込んだりするのもおすすめです。

* 年齢に応じたお手入れ

おすすめアイテム

チャントアチャーム モイスト クリーム

話題の天然由来のエイジングケア*成分「バクチオール**」を配合したリッチなクリーム。
"攻め"と"守り"のケアを両方実現し、ふっくらハリのある肌に。こだわりの美容成分が角質層の深くまでしっかり届きます。

* 年齢に応じたお手入れ
** 肌にハリを与える/保湿

・目元

皮膚が特に薄くデリケートな目元は、お悩みも出やすいパーツです。目元には目元専用の美容液やアイクリームを使用して、やさしく丁寧にケアしてあげましょう。
摩擦を極力起こさないように、力が入りにくい薬指を使ってやさしいタッチでケアするのがおすすめです。

おすすめアイテム

ヴェレダ ざくろ ファーミングアイクリーム

目周りの肌を引き締め、すっきりとした目元印象へと導くアイクリーム。
貴重なザクロ種子油(保湿成分)やマカペプチド* が目元のハリツヤ不足をじっくりケアし、うるおいを与え、乾燥による小ジワを目立たなくします**。

* 加水分解レピジウムメイエニ根(保湿・整肌成分)
** 効能評価試験済

3:用途別の選び方とおすすめアイテム

・化粧水のなじみが悪いときはブースター美容液を

化粧水が中々肌になじまず、肌の表面ではじいている感じがする場合は、ブースター美容液をプラスしてみましょう。ブースター美容液は、化粧水を角質層の隅々まで浸透させる手助けをしてくれます。

おすすめアイテム

チャントアチャーム モイスト ブースターオイル

化粧水の前に使用する導入オイル美容液。
バリア機能をサポートする「植物性セラミド*」と、水を抱え込む力がある「バオバブオイル**」を配合。オイルなのにベタつくことなく素早く馴染み、化粧水の角質層への浸透をアップさせ、うるおいをキープさせます。

* コメヌカスフィンゴ糖脂質(保湿/肌荒れ防止)
** バオバブ種子油(保湿/柔軟)

・定期的にフェイシャルマッサージを

フェイシャルマッサージに適した美容液は、摩擦を軽減できるオイル美容液。定期的にマッサージを行うことで血行が促進され、肌の角質層全体に美容成分が行き届きやすくなるため、血色感やツヤ感がアップします。

おすすめアイテム

ヴェレダ ざくろ ファーミングフェイシャルオイル

ツヤめくハリ肌へ導く美容オイル。貴重なザクロ種子油*をはじめ、様々なオーガニック植物オイルをブレンドして凝縮。いつものスキンケアに1,2滴プラスするだけで、肌にハリやツヤを与え、乾燥などの外的要因から肌を守ります。
オイルでマッサージをすることで、血行不良によるくすみにアプローチ。ブースターオイルとしても◎。

* 保湿・整肌成分

まとめ

化粧水や乳液などで毎日基本的なスキンケアをしているのに、「いつもと肌の調子が違う…」「前よりも肌の乾燥が気になる…」など、肌の変化に気づいたときが美容液の使い始めるタイミングです。その肌の変化を見逃さないためにも、スキンケアタイムをじっくり取り、自分の肌を観察しながらスキンケアを行うことが大切です。

自分の肌に合った美容液を取り入れて、いきいきとした肌を手に入れましょう!

執筆者

ネイチャーズウェイ
コンテンツ担当

さくらい

飲食店やアパレル店の接客経験を経て、 化粧品の販売スタッフとしてネイチャーズウェイに入社。現在はSNSやコラムの執筆を担当。趣味は美味しいお酒と映画。
監修者

ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム

おおえ

自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。