夜メイクで暗い場所でも映える魅力的な仕上がりに!夜景やイルミネーションにばっちりなメイク術

2020.09.16

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今にも雪が降り出しそうな冬の夜。温かいココアを片手にお家でのんびりと過ごすひと時も楽しいですが、好きな人や友だちと夜景やイルミネーションを見に出かけるのも冬ならではの過ごし方。キラキラの夜景やイルミネーションを眺め、そっと手をつないだり美しさを共感すれば、寒さも気になりません。しかし、夜景やイルミネーションのスポットは薄暗いことが多いため、メイクが映えず顔の見え方が変わることがあります。せっかくキレイなものを見ているのに、メイクが残念では気分も落ち込んでしまいますよね。そこで今回は、夜の暗闇にも映えるメイクをご紹介! 夜ならではのメイクをマスターして、冬のお出かけを楽しみましょう。

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フォギー肌でテカリを防ぐ! セミマットなベースメイクが夜に映える

鮮やかに光り輝くイルミネーションは、今や冬の風物詩ともいえるもの。
あまりの美しさに思わず見とれてしまいますが、LED電球の明るい光に照らされていると肌がテカっているように見えることがあります。
これを防ぐためには、ベースメイクをセミマットに仕上げてフォギー肌を完成させるのが正解です。テカリが防止できることはもちろん、夜のシーンにふさわしいフォーマル感を演出することもできます。

まずはファンデーションと肌の密着を高める化粧下地を塗り、コンシーラーで気になるクマやニキビ跡をカバーしたら、パウダーファンデーションを塗りましょう。顔の内側から外側に広げるように伸ばし、額や頬などの広い部分から塗るのがポイント。小鼻や目元などはヨレやすい部分なので、パフに残った分で薄く伸ばす程度でOKです。

夜でも血色感をゲット! チークは夜に映える「赤」をセレクト

薄暗い場所で顔の見え方が変わってしまう理由の1つに、血色感が伝わりにくくなるというものがあります。肌なじみのいいピンクやオレンジのチークは普段メイクの必需品ですが、夜にも同じものをつけていると、薄暗さによって映えなくなってしまいます。

暗いところでも血色感のある頬を演出するためには、しっかりと発色する赤チークを取り入れるのがおすすめ。頬骨に沿って斜めにサッと入れると、大人らしい華やかさが演出できます。

奥行きのあるアイシャドウメイクで夜に映える目元に

夜景やイルミネーションを見ていると、顔に影が落ちることがありますが、これが顔を暗く見せる原因です。しかし、この影を逆手にとれば、奥行きのある目元を作ることができます。

ポイントは、しっかりとグラデーションを作ってメリハリをつけること。夜らしさがあり、肌なじみのいいゴールドのアイシャドウをベースカラーに使用し、ちょっぴり大胆なアイメイクを仕上げましょう。
ゴールドのアイシャドウをブラシでアイホール全体に広げたら、まぶたの1/2に再度同じアイシャドウをチップで塗ります。そして、シアーなネイビーのアイシャドウをブラシにとり、まぶたのキワへライン状にのせたらブラシを上下に動かしてぼかしていきます。ゴールドとネイビーは意外な組み合わせですが、実は相性ぴったり。冬の夜とキラキラの光をイメージした奥行きのあるアイメイクの完成です。

アイラインやマスカラは少し濃いめでOK!

暗い場所ではナチュラルメイクよりも、少し濃いめのアイメイクが映えます。普段よりもしっかりとしたアイメイクで、大人っぽい印象に仕上げましょう。アイラインは、まつ毛の隙間を埋めるようなインラインをしっかりと引いてから、目尻は0.5mm~1cmほどはみ出るように引いていきます。跳ね上げラインにすればクールな印象でかっこよく、下げ気味のラインにすれば、たれ目で可愛らしい印象になります。

インラインはペンシルタイプで引いていき、目尻はリキッドタイプでしっかりめに引いていく、などの使い分けもおすすめです。マスカラも同様、しっかりと塗った方が暗い場所では綺麗に見えます。ボリュームタイプまたはロングタイプのお好きなマスカラを、しっかりとカールさせたまつ毛に塗っていきます。普段はブラウンマスカラを使っている方も、夜のデートにはブラックマスカラでばっちり決める、というのもギャップがあって素敵です◎

ハイライトは光と影を意識すると◎

日中よりも光が少ない夜は、顔のメリハリが出せずにのっぺりとした印象になってしまうことも。そこで、ハイライトをプラスして立体感を演出しましょう。

額や鼻筋、目の下の頬の高い部分、目周りのCゾーン、あご先など、前面に出したい部分などにハイライトを乗せていきます。乗せすぎてしまうと逆に凹凸がない印象になってしまうため、光と影を意識してコントロールすることが大切。カラーは肌なじみが良いものを選びましょう。「しっかりと乗せる」といっても浮いてしまっては不自然なメイクになってしまいます。肌なじみが良いゴールドやイエロータイプのカラーを選ぶのが正解です◎また、ハイライトを乗せることで夕方のお疲れ顔や解消でき、くすみを飛ばして明るく、イキイキとした仕上がりにすることが可能です。

深みのある濃いめリップで艶めく唇を演出

最後にリップです。印象を与える上で一番のポイントといっても過言ではないのがリップ。色味や質感を変えるだけで、ガラリと印象が変わります。暗い夜のデートで映えるのは、普段よりも深みがあり、きゅっと引き締めてくれるようなカラーのリップ。冬らしい、深みのあるバーガンディやくすみのあるレッドなどがおすすめです。

一方、透明感があるカラーは夜のメイクには映えず、ヌーディーなベージュ系リップもあまり目立ちません。マットな仕上がりが好きな方は、リップのみでさらっと仕上げましょう。ツヤのある仕上がりが好きな方は、しっかりと発色するリップで色付けてからグロスをプラス。暗闇でもツヤっと見えるので、印象的な唇に仕上げることが出来ます。

夜に映えるメイクは濃くしすぎないこと!

夜デートに映えるメイクをする上で気を付けたいのは、全体的なバランスです。もちろん暗闇で映えるメイクはしっかりと色付けることが大切ですが、全てにポイントを置いて濃くしすぎてしまうと、バランスが崩れて派手顔になってしまいます。盛り盛りのメイクは相手に引かれてしまうこともあるので、濃すぎるメイクは避けたいですね。
鏡を遠くにおいて自分を客観的に見たり、暗いところで鏡を見てみたりと、濃すぎていないか、全体的なバランスを意識しましょう。リップを先に塗ってからポイントメイクに取り掛かるのも手。どのような印象にしたいか、どこにポイントを置きたいか、を考えてからメイクをし、最後にバランスのチェックを忘れないようにしましょう。

おわりに

シーンによってファッションを変えるように、時間帯によってメイクを変えるのも大人ならではのオシャレテクニックです。夜に映えるメイクをマスターして、冬のイベントやデートを楽しみましょう。