美容オイルの正しい順番!効果的なスキンケア手順を解説

2020.09.10

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スキンケアに美容オイルを取り入れたいものの、使用する際の順番はどうしたらいいのか分からない…という方も多いのではないでしょうか。

美容オイルの保湿効果を感じるためには順番がとても重要です。また、美容オイルといっても、さまざまな種類のものがあります。

今回は美容オイルの種類やスキンケアの中で取り入れる順番を紹介したいと思います。

TOPICS

美容オイルの種類

美容オイルには、主に石油由来の材料で作った「ミネラルオイル」と、天然の植物から抽出した「オーガニックオイル」、サメや馬などの動物の脂を原料とする「動物油脂」があります。
皮膚の敏感な方は、植物由来のオーガニックオイルや動物油脂がおすすめです。

その中から、今回は以下のオーガニックオイルをご紹介します。

アーモンドオイル

アーモンドオイルは、敏感肌の方でも使えるほど低刺激なので、顔だけでなく、ボディマッサージ用としても使えるマルチなオイルです。

食用としてもなじみのある材料なことからもわかるように、ビタミンEやオレイン酸などのからだに良い成分が含まれています。

無臭でさらっとした使い心地で、浸透*力も抜群なので、一本持っていると乾燥が気になるこれからの季節にはとても便利です。

*角質層まで

ローズオイル

ローズオイルはバラから抽出されるオイルですが、とれる量がごくわずかなため、大量のバラを使わなければ作れない贅沢なオイルです。

特徴はなんと言ってもローズの上品で華やかな香りです。 ローズの品種によっても香りが異なり、自分が好きな香りの品種を選んで使えば香水のように好きな香りを楽しむこともでき、気分のリッラクスにもぴったりです。

ホホバオイル

ホホバオイルはメキシコなどの砂漠に自生するホホバという植物の種子や実から取れる油脂です。 その他の植物油脂と比べても酸化しにくく、安定して保存期間が長いという性質があります。

また、成分の分子構造が人の肌と似ていることから、継続して使用してもかぶれなどのトラブルを起こしにくいため、敏感肌の方が初めて使う一本としておすすめです。

ハーブオイル

ローズオイル同様、ハーブから抽出したオイルは香りが豊かでヒーリング効果が抜群です。

ラベンダーは安らかな香りで、心地よく眠りたいときに、柑橘系の植物から抽出されるフレッシュな香りは、リフレッシュタイムにおすすめです。

スキンケアに取り入れる順番

スキンケアに美容オイルを取り入れるには主に4種類の方法があります。

化粧水の前に使う

化粧水の前に使う美容オイルは「ブースター」と呼び、その後に使う化粧水の浸透*をよくさせる働きがあります。 肌をやわらかくして水分を吸引する力が増すのでより高い保湿を期待できます。

適しているオイルは、アーモンドオイルやホホバオイルなどの肌に心地よく、浸透*力の高いオイルです。 洗顔後の清潔な肌にさっとのばし、その後、化粧水、乳液と通常のスキンケアを行いましょう。

*角質層まで

化粧水の後に使う

洗顔を終えて化粧水を塗った後に美容オイルを使うのもおすすめです。 一般的に化粧水は肌に水分を与える役割がありますが、化粧水を塗っただけでは油分のバランスが取れずに肌が乾燥し、かえって皮脂が多く分泌されてしまうことがあります。

美容オイルを化粧水の後にすぐ塗ることで、肌にうるおいと油分が与えられ、バランスのいい肌が実現されるのです。 化粧水を肌になじませ、少し水分が残っているときに美容オイルを伸ばすと、肌なじみがアップしますよ。

一番最後に使う

スキンケアの一番最後に使う場合、一連のスキンケアで取り込んだ水分に蓋をするという意味をもちます。 肌の表面にオイルの薄い膜を作り、角質層の隅々までにしみこませた化粧水や乳液の蒸発を防ぐのです。

そのため、適しているオイルはローズオイルやハーブオイルなどの香りが豊かでリラックス気分が味わえるオイルです。

おすすめは、就寝前のスキンケアの最後に使うことです。香りが心地よいリラックスタイムを演出してくれます。

お顔のマッサージに使う

週に一回くらいのスペシャルケアとして、お顔のマッサージに使う方法もあります。肌に摩擦が起きないように、オイルは500円玉大くらいをたっぷり使うのがポイントです。

滑りが悪くなったと感じたら、オイルを都度足すようにしましょう。また、手のひらをあわせてオイルをあたためると、オイルの成分が肌に浸透*しやすくなる効果が期待できるのでおすすめです。

オイルで顔をマッサージすることの効果として、まずはニキビや毛穴の黒ずみの原因になる角栓をケアできるという点があります。

また、マッサージをすることによってリンパの流れがよくなると、顔のむくみが取れ、フェイスラインがすっきり見える効果もあります。

マッサージ後は、蒸しタオルを顔に30秒ほど乗せると、成分の浸透*を助けてくれてやわらかい肌になるので、是非一度お試しください。

*角質層まで

肌タイプ別のスキンケア手順

乾燥肌

乾燥肌は水分も少なく皮脂の量も少ないため、肌がかさつきやすく乾燥で肌荒れも起こしやすいのが特徴です。乾燥肌は化粧水の前にオイルを取り入れるブースターオイルとしての使い方がおすすめです。

それでも乾燥が気なる方は、化粧水にオイルを2~3滴混ぜて塗ってみるのもいいでしょう。しっとり重めのオイルがおすすめです。また、週1回ほど、オイルマッサージを取り入れて肌をしっかり乾燥から守りましょう。

混合肌

混合肌は、皮脂が多く油っぽいのに対し水分が少ないのでかさつきやすい肌です。

インナードライ肌にはさらっとした使用感が軽めのオイルがおすすめです。化粧水をつけたあとに、手にまだ化粧水が残っている状態でオイルを1~2滴垂らし、両手でお肌になじませるようにしましょう。

化粧水のあとに美容オイルを塗ることによって、肌に閉じ込めた潤いを逃さず、しっとりした肌をキープできます。

乾燥が気になり始める秋冬は、週に1回ほどオイルマッサージを取り入れることをおすすめします。マッサージの回数は肌の状態をチェックしながら調整してみてください。

脂性肌

脂性肌は水分量も多めで皮脂量も多いため、潤いはありますがベタつきやすいのが特徴です。

そのため脂性肌だと油分を気にしてどうしてもオイルを避けてしまいがちですが、正しく使えば脂性肌にもオイルは有効に活用することができます。

しっとりするテクスチャーのオイルはベタつきが気になってしまう可能性があるため、油分の少ないさっぱりとした使用感のオイルを選んでみましょう。

オイルは顔全体に使うよりは、気になるポイントだけ少量を部分使いするのがおすすめです。

普通肌

皮脂分泌量が適度で、肌の保湿状態も良い普通肌は、比較的に肌トラブルを起こしにくい健康的な肌です。

普通肌の人は、スキンケアの導入にブースターオイルとして使うといいでしょう。額や鼻のようなテカりがちな部分は避けて、自分の肌にあわせてつける場所は量を調整してみましょう。

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まとめ

いかがでしたか。今回紹介したオイルはほんの一部です。いくつか試して、成分や香りが自分の肌に合うお気に入りの一本をを見つけましょう。美容オイルをスキンケアに取り入れて、乾燥が気になる季節にしっかり保湿して美しい肌をキープできるように心がけていきましょう。

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監修者

ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム

おおえ

自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。