首にニキビができる基本的な原因とは?
そもそもニキビは、毛穴の詰まりによって発生します。あらゆる原因で毛穴に皮脂が詰まり、それが次第に大きくなってニキビになります。そのまま放置すると、炎症を起こして赤く痛みを伴うニキビへと悪化してしまいます。
そんなニキビが首にできてしまう原因は、主にこすれや汗、洗浄不足、ホルモンバランスの乱れなどが考えられます。
首は衣類でこすれやすく、汗もかきやすいパーツのため、一度首ニキビができると治りにくく、悪化もしやすいというデメリットがあります。
首ニキビは、主に20代以降の大人にできやすいといわれていて、いわゆる「大人ニキビ」の一種。中々治りにくいニキビだからこそ、きちんと対策をしなければ悪化していく一方です。
首ニキビでもパーツごとに原因が異なる場合があるため、それぞれの原因に合わせた適切なケアをしてあげることが大切です。
首のニキビを放っておくとどうなる?
首ニキビを放っておくと、さらに中々治らない「しこりニキビ」になってしまうことがあります。
「しこりニキビ」とは、ニキビの症状がさらに重症化して、大きく腫れあがってしまったニキビのことをいいます。赤みや痛みを伴うこともあり、放置すると大きく深い痕になってしまったり、再発を繰り返したりするので、早めの対処が必要です。
しこりニキビになってしまったら、極力触らず衣類の摩擦にも注意し、できるだけ早く皮膚科で診てもらいましょう。
《場所別》首のニキビの原因と治し方・対策方法
1:アゴ~首の上部
アゴやフェイスライン、首の上部にできるニキビは、「生活習慣の乱れ」や「精神的・身体的なストレス」が原因で起こりやすいと考えられます。
生活習慣が乱れると、肌が新しく生まれ変わるターンオーバーのサイクルが乱れ、乾燥や日差しなどによる外部刺激から肌を守るためのバリア機能が低下することで、ニキビができやすくなります。
特にフェイスラインはついつい触ってしまいがちで、頬杖をつくなどの癖やマスクの長時間の使用などでさまざまな刺激を受けやすいため、アゴ~首の上部にニキビができやすくなります。
また、ストレスを感じると多く分泌される男性ホルモンは、皮膚を固くし、皮脂の分泌を促す働きがあります。これによってできてしまうストレスニキビは、アゴ周りやフェイスラインに多く発生する傾向にあります。
このアゴ~首の上部にできるタイプの首ニキビを治すためには、生活習慣やストレス解消方法などを根本から見直すことが何より重要です。睡眠環境を整えて質の良い睡眠をとることや、健康的な食事、定期的にリラックスタイムを作るなど、改善できることから始めてみましょう。
2:首の下部
喉仏より下にニキビができてしまうのは、「紫外線」や「摩擦」が原因として考えられます。
首は意外とUVケアを怠りやすく、うっかり紫外線を浴びがちなので注意が必要です。たとえ紫外線が弱い時期だとしても、何も対策をしていない状態で紫外線を浴び続けてしまうと皮膚は肌を守ろうとして角質層が厚くなり、毛穴を塞いで皮脂が詰まりやすくなってしまいます。
「摩擦」も同様に、皮膚が物理的な刺激をうけることで角質層が厚くなるため、ニキビができやすくなります。
また、紫外線と摩擦は、できてしまったニキビをさらに悪化させてしまう大きな要因です。
外出時には、どんな季節や天気であれ必ず日焼け止めを塗ることを徹底し、こまめに塗り直しましょう。摩擦を軽減させるためには、首に直接触れない洋服を選ぶか、肌あたりが良い素材の服に変えるのがおすすめ。
知らず知らずのうちに悪化して、中々治らないという悪循環に陥らないよう、日々注意が必要です。
3:首の後ろ
首の後ろにニキビができてしまうのは、多くの場合は「洗い忘れ」「洗い残し」「すすぎ残し」が原因。
もともとうなじの付近は皮脂分泌が活発でニキビができやすいパーツですが、自分では直接見えないため洗いづらく、洗い忘れも起こりがち。余分な皮脂汚れがきちんと落としきれていなかったり、シャンプーやコンディショナー、ボディソープのすすぎが不十分だったりと、洗い残し・すすぎ残しも起こりやすいため、洗浄不足によって毛穴に汚れが付着したままニキビができてしまいます。
同様に、首の後ろはどうしてもスキンケアやボディケアを怠りがちなので、一度ニキビができてしまうと悪化もしやすくなります。
そんな首の後ろにできるニキビは、意識的に丁寧に洗うことと、きちんとすすいで洗い流すこと、首の後ろまでスキンケアやボディケアアイテムで保湿してあげることが大切です。
清潔な状態をきちんと保つことで、改善されやすくなります。
首ニキビに共通する改善・対策方法
睡眠や食生活を見直す
睡眠不足や栄養不足が続くと、ホルモンバランスが乱れて首ニキビができやすくなります。夜更かしや、無理なダイエットは禁物。早寝早起きや、バランスの良い食事を心がけたりして、体内から首ニキビをケアしていきましょう。
ストレスを溜めない
ストレスは、ホルモンバランスの乱れを招く原因になります。できるだけストレスになるようなことを避けて、溜めてしまったら趣味や運動などで定期的に発散しましょう。
髪→体(首)の順番で洗う
入浴中、体(首)→髪の順番で洗うと、シャンプーやコンディショナーの成分が首に残ってしまうことがあります。残留成分でニキビを作らないために、髪→体(首)の順番で洗うようにしましょう。お風呂では洗顔料も首に残りやすいので、洗顔後も首までしっかりすすぐことがポイントです。
首周りのストレッチをする
首周りのストレッチをすると、血行が良くなり肌のターンオーバーも整いやすくなります。血行が悪くなりやすいデスクワーク中などは、こまめに休憩を挟んで首や肩を動かしましょう。首を前後左右に伸ばしたり、肩を大きく回したりすると、血の巡りがぐっと良くなりますよ。
枕カバーをこまめに交換する
首にも触れる枕カバーは、こまめに交換して清潔な状態をキープしておくことが大切です。寝てる間にたくさんの汗をかいているため雑菌が繁殖しやすく、長期間同じ枕カバーを使用していると首ニキビができやすくなってしまいます。
マフラーやストールなど、首にあたる衣類を清潔に保つ
首に巻くマフラーやストール、タートルネックの洋服なども、汗が付着して意外と雑菌が繁殖しています。不衛生な衣類は首ニキビを招く原因になるので、定期的に洗うか、洗えないものは除菌スプレーをするなどして、清潔に保ちましょう。
首も顔と同様にスキンケアを徹底する
顔は毎日ケアしていても、首まではやっていなかった…という方も多いのではないでしょうか。
首もスキンケアで十分に保湿をしないと、乾燥してニキビができやすくなってしまいます。
顔のスキンケアついでに首まで塗ったりボディクリームを使用したりして、しっかりと毎日保湿を徹底することが大切です。
首ニキビの予防におすすめの商品
S 237mL ¥1,320(税込)
M 473mL ¥2,090(税込)
L 946mL ¥3,960(税込)
石油系界面活性剤や合成保存料、合成着色料、合成香料を一切使っていない、天然由来成分100%のオーガニックソープ。天然由来の濃厚な洗浄成分配合なので、顔やボディだけでなく、多機能洗浄剤の代わりとしてもお使いいただけます。香りは全11種類。首ニキビを予防したい方には、「ティーツリー」の香りがおすすめです。
ザラつきを落としてつるつるに洗い上げる酵素*1洗顔料。肌の汚れや毛穴の詰まりをやさしく落とします。使うたびに、肌本来のなめらかさと明るさを引き出して、くすみ*2やニキビも予防します。
※ノンコメドジェニックテスト済み(すべての方にニキビができないわけではありません)
*1 パパイン(洗浄成分)
*2 古い角質による
汗・皮脂によるベタつき*1、季節や環境、年齢の変化により肌が不安定なときにおすすめの薬用化粧水。有効成分*2がニキビや肌荒れなどの肌トラブルを防ぎ、なめらかで美しい素肌へと整えます。
※ノンコメドジェニックテスト済み(すべての方にニキビができないわけではありません)
※敏感肌パッチテスト済み(すべての方に皮膚刺激が起こらないというわけではありません)
*1油性肌
*2グリチルリチン酸2K
まとめ
首は意外と他人に見られているのに、手入れを怠りがちなパーツ。また、首ニキビはメイクで隠せないため、目立ってしまう肌トラブルです。
一度ニキビができてしまうと、早く治すことに気がいってしまいがちですが、ニキビができてしまった原因となるものを絶たないと、ニキビが改善されることはありません。
ここで紹介している内容はあくまでも目安となるものです。心当たりのあるものは取り除いていき、普段から首のケアまで意識して行うことで、ニキビの発生を防いでいきましょう。
\
/
\
こちらをCheck!
/
ネイチャーズウェイ
コンテンツ担当
さくらい
ネイチャーズウェイ
研究開発本部 機能開発チーム
みずの
食品メーカーの品質管理・開発を経験する中で、オーガニックに魅力を感じネイチャーズウェイに入社。植物の魅力たっぷりの優しいコスメを届けたく、オーガニックコスメの企画・ハーブエキスの機能開発に携わる。現在は国産オーガニックコスメchant a charm(チャントアチャーム)の研究・開発を主に担当中。