トウキンセンカ(カレンデュラ)とは?
英前:カレンデュラ
和名:トウキンセンカ
学名:Calendula officinalis
植物分類:キク科 キンセンカ属
花言葉:「別れの悲しみ」「失望」「静かな思い」
トウキンセンカ(カレンデュラ)の特徴
▲黄色がマリーゴールド、オレンジがトウキンセンカ(カレンデュラ)
トウキンセンカ(カレンデュラ)の歴史・エピソード
トウキンセンカ(カレンデュラ)の学名「Calendula」は、「月の初めの日」という意味のラテン語で、カレンダーの語源となっている言葉です。開花期が1カ月と長く、太陽の上る朝に花が開き、夕方には閉じる事から「時を知らせる花」とも呼ばれていました。和名の金盞花(キンセンカ)は、花が黄金色の盞(サカヅキ)の様に見えることに由来してつけられたとされます。
太陽の様に明るく鮮やかな見た目とは裏腹に、トウキンセンカ(カレンデュラ)の花言葉は悲しいものばかり。これはギリシャ神話の太陽神アポロンとクリムノンの物語に由来します。
太陽神アポロンとクリムノンは相思相愛でしたが、二人に嫉妬した雲の神が空を8日間覆いアポロンを隠してしまいました。8日もアポロンの姿がみえない事に絶望したクリムノンはショックのあまりに痩せ衰え死んでしまいます。9日ぶりに姿を見せた太陽神アポロンは、愛するクリムノンを不憫に思いトウキンセンカに変えました。
トウキンセンカ(カレンデュラ)の効果・効能
古くから人々の生活や健康に寄り添ってきたトウキンセンカ(カレンデュラ)。
「魔法を宿すハーブ」や「皮膚のガードマン」とも呼ばれるトウキンセンカ(カレンデュラ)の効果・効能についてご紹介いたします。
〈トウキンセンカ(カレンデュラ)の主な作用
・殺菌
・抗炎症作用
・粘膜の保護
・収れん
・抗ウイルス
‐カロテノイドとは?
‐フラボノイドとは?
トウキンセンカ(カレンデュラ)は、肌を再生し、保護するという効能の高さから古代エジプトのクレオパトラの時代から皮膚や粘膜の損傷や炎症対策に用いられてきた歴史があります。現代では赤ちゃんのおむつかぶれや湿疹、敏感肌の肌荒れや虫さされ、保湿など様々なケア商品に使用されています。
トウキンセンカ(カレンデュラ)の楽しみ方
食べて楽しむ
・料理のアクセントに
トウキンセンカ(カレンデュラ)の花びらは、エディブルフラワー(食用花)として食べることができます。葉はそのままサラダとして、鮮やかな花はサラダのトッピングや、色付けなどの見た目のアクセントにも使えます。
・ハーブティーとして
トウキンセンカ(カレンデュラ)の花はハーブティーとしてもお楽しみ頂けます。発汗・解熱の作用があるため、 風邪のひき始めなどにオススメです。また、生理痛や潰瘍による痛みを和らげ、月経不順や更年期障害の緩和に効果があるとも言われています。
香りを楽しむ
精油として少量しかとれないトウキンセンカ(カレンデュラ) 精油はとても希少で、世界的にも少量しか生産されていません。頭をクリアにしてくれるようなシャキッとした香りは、疲れた時や仕事の合間など気分を一掃したい時にオススメです。
毎日のスキンケア・ボディケアに
トウキンセンカ(カレンデュラ)は、肌をすこやかに保つ植物の中でも最も万能で効果の高いハーブのひとつです。生まれたてのベビーや幼児のデリケートな肌だけでなくゆらぎを感じる大人の肌のケアにそっと寄り添ってくれるお守りの様なハーブです。
ネイチャーズウェイには、トウキンセンカ(カレンデュラ)配合のアイテムが多数ございます。是非チェックしてみてくださいね!
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てらもと