3つの光による肌ダメージとは?

2021.06.17

TOPICS

紫外線・ブルーライト・近赤外線
3つの光が肌の「光老化」を引き起こす!

肌の「光老化」とは、太陽光線を浴び続けることによって引き起こる、肌のシミ、シワ、たるみなどのことです。肌の老化は、加齢による老化が2割程度で、この光老化が約8割といわれています。肌の光老化の主な原因となるのは、太陽光線に含まれる、紫外線(UV-A、UV-B)とブルーライト、近赤外線です。それらの光は、波長が長いほど、肌の表皮・真皮・皮下組織まで届き、肌を老化させます。3つの光が肌に及ぼす影響を知って、日常の対策に役立てましょう。

Ultraviolet rays
紫外線による 肌ダメージ
肌の黒化、シワ・タルミなどの促進

UV-Aは、日ざしを浴びた後に、肌をすぐ黒くする紫外線です。
雲や窓ガラスなども通過して、肌の奥深く真皮まで届き、シワやタルミなど肌の光老化を促す原因となります。

肌の炎症、シミ・ソバカスの生成

UV-Bは、主に表皮に強く作用して、日ざしを浴びた数時間後に、肌に赤く炎症を起こす紫外線です。
メラニンを増加させて日やけによるシミ・ソバカスの原因を作ります。
こうした日やけのくり返しも光老化につながります。

※日本化粧品工業連合会 化粧品を正しく使っていただくために 紫外線編より

blue light

ブルーライトによる
肌ダメージ

可視光線に含まれているブルーライトは、
紫外線よりも肌の奥へと届く、エネルギーの強い光です。
メラニン色素を発生させて
色素沈着を引き起こすと言われ、シミ・くすみの原因となります。

ブルーライトとは、最近よく聞くようになりましたが、突然降り注ぐようになった新しい光ではなく、以前から、太陽光に含まれる自然の光のひとつです。しかし、スマートフォンやPC、テレビやLEDライトなど、私たちの生活の必需品からも発せられるため、長時間、近距離で浴びるようになりました。

near infrared ray

近赤外線による
肌ダメージ

近赤外線は波長が長く、紫外線、ブルーライトよりさらに真皮の奥深く、
皮下組織や筋肉にまで到達するといわれています。
真皮にダメージを与えることで、肌のハリや弾力が失われて、
シワ・たるみの原因となります。

光老化による肌へのダメージは、徐々に蓄積され、少しずつ表れてきます。
日頃から、日焼け止めを習慣にするのがおすすめです。
3つの光(紫外線・ブルーライト・近赤外線)を防ぐアイテムを使用して
しっかり肌を守りましょう!

監修者

ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム

おおえ

自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。